配信の黒点滅ちらつき問題
2023年10月にVRChatクライアントがUnity2022に移行してから、2024年12月現在も未解決のAVProVideo黒点滅ちらつき問題。
最新版のiwaSyncまたはYamaPlayerが対策済みです。
(iwaSync v3.6.4以降)(YamaPlayer v1.4.3以降)
Use Low Latency(低遅延モード)はONにする。
iwaSync用Resyncボタン [無料] VRChat - iwaSync3 MiniController - みきねるすとあ
音量設定を確認
※かなり重要なので出来れば読み飛ばさず全部読んでほしいです
配信用途で移行元になる方が多いと思われるTopazChat Playerは音量バーがありませんが内部的に100%(Unity上の数値が1)で、皆がいつも聞いてるTopazChat音量は100%という事になります。
iwaSyncやYamaPlayerに移行してからrtspt://の配信を流すと音量が小さく感じるのは、プレイヤーの音量を100%にしないとTopazChat Playerと同じ音量で聞く事が出来ないためです。
100%(Unity上の数値が1)にすれば解決しますが、
100%の状態でうっかり動画を再生してしまうと爆音で参加者の耳を破壊してしまいます。
対策例で、iwaSyncとYamaPlayerの両方を導入して、片方を配信用で100%(Unity上の数値が1)、片方を動画用で20%(Unity上の数値が0.2)、のような使い分けを行う事を強く推奨します。
配信周り
OBSで音を良くしたい場合、標準のFFmpeg AACは320Kbpsでも音質イマイチなので、
AACを用いる場合はWindows版iTunes(Microsoftストア版ではない)をインストールしてCoreAudio AAC 320Kbpsに設定します。
TopazChat
iwaSyncやYamaPlayerで流す場合はこのようなURLを入れる。
rtspt://topaz.chat/live/ストリームキー
よく使う方は無料提供してくれてるよしたかさんに寄付をしてあげてください。
VRCDN
40人契約でワールド上限人数40人にした場合、人の入れ替わりが起きた際に上限突破してしまい配信に接続できない人が現れてしまいます。
余裕をもった人数契約にするか、ワールドの参加人数上限を抑えましょう。
2024年12月時点のVRCDNは日本にVODキャッシュサーバーを用意していないため、アップロードした動画を大人数で視聴するのは適しません。
OBSを使ってVRCDN配信として流すか、別途国内のHTTPサーバーを用意してください。
自分でRTMP/RTSPサーバーを建てる
TopazChatも採用してるオープンソースのMediaMTXを使う。
マイクラ鯖建て等でポート開放経験がある方向け。
イベント等で接続数が多い場合はmediamtx.ymlのwriteQueueSize値を大きく設定してください。
自分でHTTPサーバーを建てる
視聴会のような動画再生のみであれば、数Mbps程度に抑えたmp4ファイルをiwaSyncやYamaPlayerで再生するだけ。Apacheまたはnginxを使う。
マイクラ鯖建て等でポート開放経験がある方向け。
動画再生のみならYouTubeでも良いのですが、yt-dlp周りのトラブルでたまに強制的に360pになる現象があるため。または自前で高品質な動画再生を行いたい場合に。
動画ファイルのコーディック
H.264/AVC :
20年以上前の古いコーディック
GTX以前の古代環境でも再生出来る
H.265/HEVC :
10年前以上前の安定したコーディック
GPUやドライバがよほど古いとかじゃなければGPU再生出来る
AV1 :
5年前の新しい高効率コーディック
どうせみんなRTX3060以降/Radeon RX6000以降だろうという参加者層ならGPU再生出来る
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