シネマ比率の選択
私が動画編集でシネマ比率を選ぶ場合、シネマスコープの2.39:1を採用しています。
他に、アメリカンビスタ1.85:1、ヨーロッパビスタ1.66:1、フルサイズ1.90:1、などがあります。
シネマスコープ比率で撮影する環境を整える場合
2K: 2048x858
4K: 4096x1716
シネマスコープ比率で撮影する環境を用意している人は少ないと思いますので、
従来の16:9比率で撮影した素材を後からクロップしてシネマスコープ比率に仕上げる場合
2K(1920x1080)素材をクロップ: 1920x804
4K(3840x2160)素材をクロップ: 3840x1609
シネスコ比率動画投稿
— れもん果汁🍋 (@LemonKaju) June 3, 2025
X(Twitter)は縦解像度で判定
1920x804は720p扱いになるので、2578x1080で投稿したら1080p扱いになり2576x1080にリサイズされた
X(Twitter)で1080pシネスコ動画投稿は2576x1080がベスト
YouTubeは横解像度で判定
2578x1080で投稿すると1440p扱いになり2560x1072にリサイズされる
レターボックス(黒枠)は互換性を目的に生まれた物
テレビ、VHS、DVD、Blu-rayなど、表示比率が決まっている規格やデバイスにおいて、異なるアスペクト比の映画や、4:3から16:9への移行期に互換性を保つためにレターボックスが用いられました。レターボックス部分に字幕を表示するなどの活用方法もありましたが今や昔の話。
現代はPCやスマートフォンの時代で、さまざまなアスペクト比のデバイスが存在します。必要に応じてデバイス側が自動でレターボックスを追加するため、動画データ自体に黒枠を付ける必要はありません。
動画データにレターボックスが含まれていると、ウルトラワイドモニターで全画面表示した際に視聴体験が損なわれます。この状態は額縁放送と呼ばれ、視聴者にとって不便です。
レターボックスが付いていることが素敵なのではなく、映画館以外で視聴するために素晴らしい映画作品に後から付け加えられただけです。プラシーボ効果のような手法に頼るのではなく、自信を持って動画作品を制作しましょう。
ネットに投稿する動画は、デバイスフレンドリーにしましょう。
レターボックス(黒枠)を動画に含めると、特にスマホ等でも増えてきたウルトラワイド液晶では黒枠が余計になり視聴体験が損なわれるため、動画ではなく再生機器による自動追加に委ねるべきです
— れもん果汁🍋 (@LemonKaju) June 3, 2025
以下は黒枠が無い動画をGoogle Pixel 8aで全画面再生した場合の例
ちゃんと横いっぱいで視聴出来ます pic.twitter.com/cKwRi3C6nW
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