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2018年5月27日日曜日

【注意喚起】もうSkypeを使ってはいけない&その経緯【~2018】

10年間使って分かった、もうダメだ。

最初の人気アプリ時代から、現在(2018年)の衰退までの、経緯リンク集です。
過去実際に起きた問題の歴史みたいなもの?
各バージョン当時の情報を載せるように気を付けていますが、念のため日付を確認してみてね。

上から順番にリンク先を訪れて読んでみて下さい。


全盛期

最近のSkypeしか知らない人には信じがたい話かもしれませんが、
かつて(Skype3以前)は人気が高く、市場独占状態でした。
当時私も好んで使っていました。

2003年 Kazaa創業メンバーがP2P技術によるIM電話「Skype」を発表 | Impress Watch
P2Pファイル共有ソフトKazaaで培った技術をさらに改良した、Skypeが誕生。

2005年 Skype活用事例「Skypeを内線代わりに活用」アトリス | ITmedia
業務連絡用に評価され始める。

2005年 これがTV電話機能Skypeだ! | livedoor NEWS
ビデオ通話に対応。

2006年 スカイプ内蔵の無線LAN携帯電話端末を発表 | Impress Watch
携帯端末でSkypeが動作するようになる。

2007年~2009年 動画サイトでもSkypeが話題に上がりました


悪化の始まり

2009年 Twitter検索「Skype4.0」(2009年)
Skype4以降からSkypeへの不信が積もります。
改悪アップデートはここから始まったと言って良いでしょう。
(人によっては「Skype3.8から改悪が始まった」というツイートもあり。)
当時は替えになるアプリが無く、Skype3.6などに下げて使い続ける事に。

2009年 Skype 4.0以降のオープンチャット機能廃止に反対します | 署名TV
「需要がない」と判断誤ったSkypeは、必要としてる利用者が居る機能を廃止してしまう。
廃止後もコマンド操作は可能でしたが、誰も得しない仕様変更でした。

2009年 Skype Ver4.0.0.206がものすごい改悪に感じた件 | 太陽6000度で焼いた餅
Skype4からの新UIの問題。

2009年 Skype4.0への移行が進まない5つの理由 | はん(highemerly)の日記。
UIの問題だけではなく、機能廃止なども合わせた問題。

2010年 Skype(スカイプ)を業務に使っている企業は信用するな! | 愛と苦悩の日記
Skype社は日本の電気通信事業法の規制下にある電気通信事業者でなく、
プライバシーポリシー上でも通信の秘密が守られない可能性が指摘されます。
(後の2015年にSkypeの通信はすべてリアルタイムで盗聴可能だったことが明らかに | GIGAZINE)

2010年 会社でスカイプを使っているのがばれたのですが | Yahoo!知恵袋
のベストアンサーより引用

基本的にどこも禁止です。禁止でない所は会社として問題があります。

2010年 Skypeから離れよぅ | 死者のページ
回線負荷等の重さが問題視される。

2010年 iPhone 版の Skype は常駐させてはならない | 登 大遊@筑波大学大学院コンピュータサイエンス専攻の SoftEther VPN 日記
同じく重さの話だが、こちらは携帯端末のバッテリーを無駄に消費する話。

2010年 4.2から4.1へバージョンダウンする方法 | たぶん退避部屋
4.2からメモリ使用量が倍になってしまった問題。


この頃から替えになるアプリを探していましたが、
当時のooVooが候補にあがるも、替えになりきれず惜しかった記憶。


Microsoftが買収

2011年 マイクロソフトがSkypeを買収へ | News Center
この時点で既に多くの問題やリスクを抱えたSkypeを、Microsoftが買収した後、
Microsoftが長年作り続けたWindowsLive(MSN)メッセンジャーを廃止したからには驚きだ。
Googleはなぜ『Skype』を買収しなかったのか | WIRED.jp

たまに「SkypeはMicrosoftが買収してからダメになった」と言う人が居ますが、間違えです。
買収以前のSkype4から問題を積み重ねている「Skype組織」自体がダメなのです。


代替の誕生

ユーザーは長い間Skypeの身勝手に振り回されたのですが、
ついに替えになる便利なアプリが誕生。
2013年 Flickr創立者による新しいツール「Slack」は、オフィスでのコミュニケーションを変えるのか | ライフハッカー
2016年 ゲーマー集団はskypeをブン投げてdiscordへ移行しよう! | ukeru.jpのブロマガ
2017年 Office 365 のチャットベースのワークスペース「Microsoft Teams」提供開始 | Microsoft News Center Japan
ようやく脱Skypeを果たします。


衰退期

2014年~2015年 Twitter検索「Skype7.0」(2014年~2015年)
恐らく史上最悪のアップデート、Skype7が爆誕!
UI改変が極まり、重くて止まる、比較的マシらしい「Skype4時代に戻して」と言われる始末。

2015年 【注意】Skypeの写真共有機能に重大な問題、ユーザー・フォルダ・ファイル名が全て筒抜けに | BUZZAP!
送信元のファイルパスが受信者に分かってしまう問題。

2017年 「Skype」アップデートが不評、一部機能を復活 | CNET Japan
4.0から8年経っても学習せず問題を起こし続けるSkypeに、不満が多数寄せられる。


2017年 なぜSkypeは衰退していったのか・・・ | iSchool
ユーザー減少が明らかなものに。

未だにSkypeは過去の行いについて言及していません。

これだけ長い間、多くの問題が積み重なり、
これだけ長い間、ユーザーが振り回されて、
失った信用は二度と取り戻せないでしょう。

SkypeはLINE同等に不信なアプリなのです。
(なぜLINEが不信なのかについてはLINE (アプリケーション) | Wikipediaの「問題点」を参照)

かつて流行りのアプリだったSkypeの姿は跡形も無くなってしまいました。

個人用にDiscord、業務用にSlackMicrosoft Teams、がある時代に、
わざわざSkypeを選ぶ理由があるのでしょうか?

だから、大事な注意喚起です、
間違えてもSkypeを使ってはいけない。


その後

2018年 一般的に指すSkypeではない「Skype for Business」の情報ですが、Office 365関連記事。
10月1日より Microsoft Teams が Office 365 における会議/電話クライアントとなります | Microsoft Partner Network ブログ
さよならSkype for Business ~Microsoft Teamsへの移行プロセス~|仕事に差がつく!阿久津良和「Office 365のスゴ技」 | ASCII.jp

既報のとおりMicrosoftは、Skype for BusinessからMicrosoft Teamsへの移行をうながしている。

Microsoft Officeに「Lync」という業務向けIMがあったのですが、
2014年に「Lync」の名称を「Skype for Business」に変更しました。

なので中身はSkypeと別物です。

MicrosoftはSkypeを傘下に収めているので、「Skype for Business」同様に、
例えば「Skype Teams」といった名称を使える権利がある、にもかかわらず、
今回で「Skype」という名称を「やめた」のです。


2018年 私はSkype8以降を使った経験が無いため最新版について何とも言えませんが、
Googleで検索したり、Twitterで検索したり、すれば、
今の世間的な評判を知ることが出来るでしょう。


2021年 Skype墓参り2021

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